生産性の向上

水なし印刷を採用することにより、お客様の印刷工程に大きな生産性向上をもたらすことができます。「湿し水」を使用しないことのメリットを体感することができます。

準備時間の短縮による小ロット印刷対応

 印刷機の準備時間については、小ロット印刷が増加している印刷業界では見落とすことのできない項目です。湿し水を使用したPS従来印刷では、本刷り(本番の印刷)を開始するまでに多くの準備時間を必要とします。下にある表の通り、水なし印刷は、PS従来印刷と比較すると、16%もの稼働率向上を実現することができます。 水なし印刷を採用することにより、これまでは受注することができなかった「小ロット印刷」にも対応することができるようになります。

「刷り出しの一枚」から「最後の一枚」まで同じ品質での印刷実現

 「湿し水」を使用したPS従来印刷の問題点は、「湿し水」の調整が難しく、印刷中に変動することです。PS従来印刷も、IPA(有機溶剤)の大量使用をできれば、変動も最小限に抑えることはできますが、同溶剤も規制物質ですので、実際に大量に使用することができず、印刷仕上がりの安定には苦労することになります。「水なし印刷」は、このような不安定要素の主因になる「湿し水」を一切使用しなくて済みます。「刷り出しの一枚」から「最後の一枚」まで同じ品質での印刷を実現します。

抜群の見当精度で素早く本刷りへ

 水あり印刷の場合、湿し水による紙伸びが発生します。用紙種類や紙目によっては多くの時間を見当合わせに費やすことになり、損紙も増加してしまいます。 水なし印刷の場合、用紙は水の影響を全く受けませんので、スムーズな見当合わせが 可能となり、素早く本刷りへと移行できます。

水なし採用会社の中では「予備紙50枚で本刷り移行」「予備紙率2%以内」など 水なし印刷だから挑める高い目標を掲げて、生産性向上を目指しています。 そこから「損紙の大幅削減」という波及効果が産まれ、コスト削減に寄与するのです。

水なし 水あり

見当精度の比較例:上質38kg、両面機の表面にて比較

水回り作業一切なし

 水なし印刷では水棒は不要です。水あり印刷では日常のメンテナンス、湿し水の温度調整やpH管理、定期的な水棒巻き換えなど、様々な付帯作業がありますが水なしの採用によって、これらの作業から全て開放されます。これらの作業削減とコスト削減効果は、胴数の多い両面機では顕著に表れるでしょう。